谷川俊太郎 絵本★百貨展

PLAY!MUSEUMで開催中の「谷川俊太郎 絵本★百貨展」へ
子どもたちと行ってきました。

昔、母が持っていた詩集をきっかけに私も大好きになった谷川俊太郎さん。
学生の頃は谷川さんの詩の言葉に励まされ、救われ、そして母になり
「もこ もこもこ」や「これはのみのぴこ」、レオ・レオニ作品の翻訳など
たくさんの絵本にお世話になっています。

「絵とことば」がテーマの、「ありそうでない」美術館
絵とことば、さまざまな体験を通じて、自由に感じて、発見できる場所として
これまでエリック・カール展を始め
ぐりとぐら展、くまのプーさん展、junaida展など
画期的な企画を展開してきたPLAY!MUSEUM。

今回も期待を裏切らない遊び心にあふれた素敵な演出に心踊らされました。


日本語ならではの擬音語を巧みに使ってスパイスの効いた言葉や文字の表現として
絵本や詩の中の随所に散りばめられていることが
谷川さんの魅力のひとつだと感じています。
不思議と癖になる色んな「音」に老若男女惹き付けられるのではないでしょうか。

それが今回の展覧会のキャッチコピー
「美しいより、おもしろく。意味があるより、おもしろく。」
この一言に全て集約されていると思いました。

「もこ もこもこ」は我が家の子どもたちも赤ちゃんの頃から食いつきがよく
そして読む度に笑い転げていました。

「もこ もこもこ」についてPLAY!の公式インスタアカウントで紹介されていた
谷川さんの文章をご紹介します。

「文字だけじゃ感じられないものを、声に出すととても面白くなる。大人と違って子どもは言葉と体がくっついていますから。この絵本は楽譜に近くて言葉と絵で演奏しているって感じがありますね。」

そういえば、長女が2歳の頃、もこ もこもこ の絵本を持ってきた娘に
「これ、歌ってー!」
と言われたことがありました。
どうやら私の読み聞かせが歌っていると認識していたようで
とても面白いと感じたことがあります。

そんな谷川さんの言葉の「音」が館内では立体的に、あるいは絵と共に、
映像と共に、様々な媒体と共にしかし程よく想像の余白は残されて
こちら側にアプローチしてくるそんな非常に魅力的な空間でした。

「かっぱ かっぱらった」のリズムを楽しむケンケンパ。
「おならうた」の色んなおならが形と音で立ち上がるおならドーム。

谷川さんのユーモア溢れる世界観が様々なカタチとして体感できます。


そして館内には絵本の設置スペースがいくつかあって自由に手に取って
読むことのできる空間があります。

色んな絵本の読み聞かせをたっぷりして長女はひとり読みもたっぷりして
アートに囲まれた空間で見て、聞いて、読んで、とても贅沢な時間でした。

子どもが立ち止まったらぜひ、とことん一緒に付き合って楽しんでください。
そして色んなことばを口に出して音として一緒に楽しむことがオススメです。