[積み木に親しむ]導入期は何して遊ぶ?

「積み木遊び」という言葉からどのような遊びを思い浮かべるでしょうか?

積み木、と言うくらいだから
積んで建物を作る、という遊び方をすることが
「積み木の遊び方」と思われる方も
多いかもしれません。

でも、子どもたちの遊ぶ様子を見ていると
「何かを作る」だけではなく
意外と何にでもなる万能な道具。
特に私が万能だと感じる形は直方体のレンガ積み木です。

そして、積み木の一番最初の遊びは「握る」
両手で持ち替えたり
親指、人差し指、中指の3指を使って
持つ動作を繰り返したり
そんな、大人からすると
遊びでもなんでもないような行為から始まります。

1歳頃であればまずは基本の形の立方体から
握る動作を何度も経験させてあげる。
そうするうちに自然と
積み木どうしをカチカチぶつけて鳴らしたり
積んだり並べたり崩したり
子ども自身が次のステップに進もうとする姿が
見られるようになります。

積む、並べる、の他にお片付けの際には
「はめる」動作も楽しめます。

箱の縁に沿って積み木を並べて
少し枠組みを作ってあげて
その中にはまるように置いていく。
うまく入らない時、すぐに手助けをせずに
少し見守る時間を作ります。
その僅かなフラストレーションは
子どもたちの意欲、主体性の育みの栄養分となります。

積み木を導入した時は
「何かを作ろう」とすることよりも
まずは沢山触れる時間を。

積み木を握る感覚を通して
子どもたちは大人が想像するよりも
もっと多くのことを捉えて脳の中に刻んでいます。
脳に刻まれるまでにかかる時間も
アウトプットされるまでにかかる時間も
子どもによってそれぞれ。

「なかなか積まないな」
「なかなか作らないな」
と首をかしげるよりも

「随分と研究熱心なんだな」
と思って観察してみると
子どもの行動が面白く見えてくるかもしれません。

ぷれいふるでは、レッスンの最後に
積み木に触れる時間を少し作っています。
子どもの指先の感覚体験が豊富であることは
この先の次なるステップ(鉛筆やハサミ、お箸など)にも
大いにつながる大切な経験だと考えているからです。

1歳児クラスの子たちはお友達同士で積み木を
「どうぞ」「ありがとう」をする姿も見られてきて
社会性の育みも感じる瞬間が増えてきました。