3歳児クラスレッスン風景〜数と音楽の結びつき・協調性の芽生え〜
進級してから約半年が経ち、幼児さんらしい成長の姿が沢山見られる3歳児クラス。
感覚に訴えかけるような内容が殆どだった2歳児クラスから、思考力や周りとの関係性が育つこの時期だからこそのレッスンプログラムになっています。
3歳児クラスのねらいとして掲げているのが
先生やお友達と共に行う音楽活動を通して
「数と音楽の結びつき」を体験すること。
グループ活動に必要な自制心、協調性の芽生えを促すこと。
「高い・低い」「速い・遅い」など感覚的に捉えて行う活動に加えて、音程や拍子など具体的に数字が絡む活動を行います。
ドレミファソを1個飛ばしでステップを踏んだり、2拍子と3拍子を手合わせしたり。
いずれも体を使いながら思考も働かせるものです。
一見簡単そうに思えますが3歳児は苦戦します。
「難しくても諦めない」
「まずは楽しむこと」
子どもたちに伝えるとみんな「うんうん」と頷きながらその言葉を受け取ってくれました。
一人でできなければ親御様にフォローしてもらいながら。
ふれあい遊びの延長のようにリズムを感じたり、手をつないで一緒にステップを踏んだり。
レジリエンスの心と、親子の絆を育みながら、感覚と思考も伸ばしていきます。
そして、お友達と協力して教具の準備やお片付けをすることで協調性も育っています。
大判スカーフのおたたみも
「こっち持って!」
「もっと小さくたたもう!」
声を掛け合いながらたたむ姿に頼もしい成長を感じました。
親子の絆に加えて、お友達との絆も強く育っています。
親御様からは「ドレミファソのステップがブームで、いつでもどこでもドレミファソ〜♪です!」と教えていただきました。
レッスンで行ったことが日常の中に溶け込んで楽しんでもらっている様子を聞くと感無量です。