1歳児・2歳児クラスレッスン〜子どもたちのポテンシャルが伸びる時〜

ちょっと久しぶりに3組揃った1歳児クラスでは最初みんなソワソワ照れ照れモードでした。
でも音楽の力は偉大です。
いつものルーティンの活動を通してすぐに心がほぐれて笑顔がこぼれ、お友達同士で目を合わせながら体を動かす姿が見られました。

1歳児さん達に特に人気の活動のひとつにボールの受け渡しがあります。
歌に合わせてボールを渡したり受け取ったり。

「まだ終わりたくない」
「まだ渡したくない」

「いや」という意思表示ができることも素敵。
そして最後は自分の意思で「どうぞ」ができたことも素敵。

レッスンの終わりにはみんなでタッチでバイバイをする、そんな関わり合う姿も見られました。

「親子でお友達や先生と関わり、家族以外の存在に気づき一緒に活動することに慣れていく」
という1歳児クラスで掲げている狙いのひとつをとてもよく体現しているなぁと感じました。

そしてこの日、2歳児クラスのママからは
大絶叫でお着替えを全力拒否しながらも「リトミック行く〜〜」と大泣きして両親共々白目です…。なのでちょっと遅れます。
と連絡が来ました。

リトミックレッスンでは珍しいことでは無いので、何も心配なさらず来ていただいて大丈夫ですし、ご機嫌ななめから始まるかなと思って待っていましたが、お教室に着いた時にはすっかり落ち着いていました。

そんな心が折れそうな状態の中でもめげずに親御様が連れてきてくださったこと。
子ども本人が「リトミックに行きたい」と前向きな気持ちを持ってくれていたこと。
来るまでに自分の力で気持ちを切り替えていたこと。
その全てがとても素晴らしいことだと思います。

子ども達は大人が思う以上のポテンシャルを小さい体の中に秘めていて、環境(物的・人的)が整った時に芽を出したり枝葉を伸ばしたり花開いていくものです。

子供達の持つ素晴らしいポテンシャルが強い根を張り、枝葉を伸ばし花開き
自ら学び、自ら育つ力を発揮できるように、微力ながらも環境を整えて音楽によるアプローチで精一杯サポートさせていただきます。