節分〜季節の行事を楽しむ〜

豆をまいて福を寄せ、鬼を退治する「節分」。

親しみはあるけれど、その正しい意味まで知る人は少ないのではないでしょうか。

「季節の変わり目は邪気が入りやすい」と考えられ、また2月上旬はまだ寒く体調を崩しやすいことから一年間の無病息災を祈る行事として行われてきました。

古来より日本人は、言霊の存在を信じ、言葉と霊力に意味を与え、暮らしのなかに取り入れてきました。

豆=魔目(鬼の目)を滅ぼすということに由来されているという説があったり、また、豆は五穀(米、麦、ヒエ、アワ、豆)の象徴であり、農耕民族である日本人は、これらに神が宿ると信じてきたのです。

炒り豆にするのは、後から芽が出てこないようにするため。
もしも、芽が出てしまったら「凶事が起こる」と昔の人は大層恐れました。
また、鬼の目を射る=炒るという語呂合わせからきているという説もあるのだそうですよ!

邪気を払い、無病息災を祈り春を迎えるための(季節を分ける)行事が「節分」です。
悪い子を見つけてこらしめる行事では決してございません(笑)

いにしえから伝わる日本の季節の行事の奥深さを知ると楽しみ方もまた変わってくるのではないでしょうか。


節分にちなんだリトミックでは「まめまき」の歌に合わせて、エッグシェイカーを振る楽器体験を行っていました。
炒り豆のパラパラという音を連想させます。

0歳児クラスはママ達がやさしくシャカシャカ振る音を親子で楽しみ
1歳児クラスでは大きい/小さいを腕の振り方を使い分けて表現し
2~3歳児クラスでは大きい/小さいに加えて規則的なリズムで振る体験を。

音の強弱や音色の違いを楽しんだり
体の使い方から大小の違いを認知したり
遊びの中で様々な経験ができ
おうちで簡単に楽しめるリトミック遊びです。
ぜひお試しください♪