6月のクラフトタイム〜紫陽花・父の日ビッグフラワー作り〜

6月の季節のクラフトは0、1、2歳児クラスが紫陽花作り、
3歳児クラスは父の日のビッグフラワー作りでした。

0〜2歳児は同じ紫陽花作りでもそれぞれの成長段階によって狙いは異なります。
共通していることは、2種類の紙の質感を楽しむこと。

お花紙と色薄葉紙、柔らかさの違いによって破った時や丸めた時の感触や音の違いを味わうこと。
見た目はよく似ていても感触や音は結構違います。

0歳児さんはママがやっている姿を見ながら真似を。
1歳児さんになると手つきが随分と手慣れています。
2歳児さんは両面テープではなく糊を使って貼り付けるなど道具の使い方も学びます。

0歳、1歳児クラスの子達はまだゴミとパーツの判別や、“作品を完成させること”に対する認識が未熟で、それよりも指先を動かす様々な動作を本能的に楽しんでいる様子が伺えます。
特に多く見られるのは、台紙に貼ったお花紙や薄葉紙を剥がしたり引きちぎったりすること。

一方で2歳児さんになると今やることを理解して完成に向けた作業を自然と行うようになっています。
1学年の差ですが、乳幼児期の成長は本当に大きいです。

3歳児クラスはちょうど父の日が近かったこともあり、パパ達へのプレゼントにもなるビッグフラワー作りを。

色薄葉紙を沢山使ったお花作りはかなりの根気を要しました。
親子の共同作業の時間を楽しんでもらいました。

何度か取り入れているお花作りですが最初はみんなぎこちなさでいっぱい!笑
後半になるにつれ徐々に慣れて紙をめくっていました。

紙の中心を束ねているモールは、あえてテープなどで保護せずに針金が剥き出しの状態に。
危険を排除しすぎず自分で注意しながら行うことも3歳児クラスのクラフトのポイントです。

2歳、3歳児さん達は自分が作ったものが目に見えるもの、形に残るものとして手元にあることも達成感や喜びになっていると感じます。