夏のクラフト〜七夕・クラゲ•提灯作り〜

7月8月のリトミックレッスンで取り入れたクラフトは、七夕飾りやクラゲ、提灯作りです。

七夕飾りは3歳児クラスにて。


ミニサイズの折り紙を糊で貼って飾りを作り、細かなパーツを扱う練習として行いました。
こよりをパーツの穴に通して笹の葉に引っ掛けます。
こちらの予想以上に指先が器用になっていて、みんなとてもスムーズに行っていたので驚かされました。

クラゲクラフトは0歳児〜2歳児クラスにて。


スズランテープを細かく割いて、クラゲのたゆたう触手を表現します。
意外と根気のいる作業で数回割いておしまいにしそうな子もいましたが、親御様と一緒の共同作業を行うことで集中力を繋いでいきます。

シール貼りは自由に行うので裏表に模様をつける子もいれば片面に沢山貼る子も。
作った作品を使ってピアノに合わせてクラゲの動きを表現します。
フンワフンワ… 柔らかな動きに挑戦。

提灯作りは全年齢で行いました。


0歳児クラス〜2歳児クラスはお花紙をちぎって、模様にするパーツを作ります。
3歳児クラスはハサミも使ってトランスパレントペーパーを様々な形に切り抜きます。
広げるとどんな形になってるかな?
ツルツルしたトランスパレントペーパーを折って重ねたまま切るのは中々難しいのですが、ジレンマに耐えながら頑張っていました。

刷毛で糊を塗ってパーツを貼り付け、その上からもう一度刷毛で糊を塗ります。
驚きだったのはこのような手順を1歳児クラスの子達も、何度かやるとしっかり覚えて自分でできていたことです。

月齢の小さい子はほんの1、2ヶ月前までゴミとパーツの区別も曖昧だったのに、手順の認知までするようになっていて著しい成長に感動の嵐でした…!!

3歳児クラスでは、違う色のお花紙を重ねると色が変わる!
という発見をして取り組んでいた子がいました。
発見して、更なる探求につなげる。
そんな自ら学び、自ら育つ姿が見られました。

クラフトでは季節を感じられること
それぞれの年齢に沿った巧緻性の狙いを設定しつつ、子どもたちの興味関心・意欲を引き出すこと
レッスンの時間内に収まる内容にすること
に加えて
課題をこなして終了!ではなく
何か記憶に刻まれる思い出になれば良いなと願って、お家で飾りたくなるようなものを考えて取り組んでいます。

作る過程においては毎回必ず様々な成長が見られ
子どもたちは作った作品を大事に抱えて持って帰ります。

多面的なアプローチでポテンシャルを引き出したり
経験を重ねる時間をお届けできたらと思います。