小学校受験セミナーに登壇しました

先日、小学校受験セミナーに登壇いたしました。
まさかこんな日が来ようとは…
学校別特化のノウハウ会との事で、我が家がお家の中で取り組んでいた様々なことや(パズル、工作、行動観察、ペーパーなど)、ネットやパンフ、説明会では捉えきれない学校の特色、親のマインドのことなどお話しました。
皆さま普段の授業料と同じ金額を払ってのご参加で、それほど真剣、それほどの覚悟をお持ちの方々の手前、包み隠さずお伝えできることは全てお話しようと努めました。
小学校受験の課題というのは特殊と言うよりも、むしろその年頃の子どもの発達や成長に沿ったものであり、取り組み自体はとても自然なものだと感じます。
しかし本来なら点数などジャッジされない部分を全てジャッジされ、優劣を付けられ、合否が示される、という所が最大の特殊さであると思います。
受験を決めるのは親の判断。
寄り添うだけではなく時には心を鬼にして辛いことにも果敢に挑んでいかなければならないし、そこで子どもの心が壊れてしまわないようにありとあらゆる気遣いと努力が強いられるし、その全ての責任を担うのも親なのです。
お金もビックリするほど流れていく。
授業料、受験料、入学金…
「こんなに時間とお金を費やしたのに…!」
なんて絶対考えないぞ、と自分に言い聞かせていても、いざ試験期間に突入するとこれまでかけてきた時間とコストのことが頭によぎり始めて、どんどんメンタルが追いやられる笑
そして子は子で、苦しみや悔しさの葛藤と喜びが交錯し、若干5、6歳の子が怒涛のごとく押し寄せてくる色々な感情を体験します。
日々の取り組みに加えて家族全員で日頃から体力と気力を鍛えておく必要があります。
我が家はトントン拍子に進んだわけではなく、まともにレッスンを受けられるまでにも時間が必要だったし、年長の夏の面接練習での大号泣事件の他、試験本番でも実に色んなドラマがありました。
我が子ながらよくぞ乗り越えたと思うほどです。
どん底に突き落とされながらもめげずに進んだ家族のマインドを共有することで、ご参加くださったご家族の励みになれれば幸いです。
そんな我が家も来年は次女の番…
もう一度気持ちを仕切り直して日々の取り組みや気持ちの向け方など改めて整理する機会にもなりました。
そろそろ腹を括ります。